リジョイス聖書日課

詩編110編 神の右の座に就かれた王とは誰か

放送日
2026年1月10日(土)
お話し
芦田高之(新浦安教会牧師)

1月10日(土) 詩編110編

わが主に賜った主の御言葉。
「わたしの右の座に就くがよい。
わたしはあなたの敵をあなたの足台としよう。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 110編1節

 110編は、荘厳な宣言をもって始まっています。神ご自身が王を即位させ、ご自分の右の座に座らせます。右の座は、王が神の恵みの支配を民のために実行することを意味します。この王の支配は、敵、つまり逆らう者への勝利において具体的にあらわされます。逆らう者は、神ご自身によって王の足元に置かれるからです。勝利は神ご自身によるものですが、王もまたこの勝利にあずかり、神の力が証しされます。

 ここは、新約聖書に最も多く引用されている旧約聖書です。いわゆるメシア預言として読まれ続けている個所です。主イエスご自身、メシアがダビデ以上のものであり、ダビデの主であることを示すために、この御言葉を引用されています(マタ22章41~45節)。ペトロも、聖霊降臨の説教で引用しています(使徒2章29以下)。ペトロは、キリストの復活によってこの王の即位が実現し、これからはキリストが神の右の座に着かれ、世に対する神の支配をなさることを告げ知らせました。

 今、キリストは王座に就かれ、王として私たちが生きるこの世を支配しておられます。キリストこそまことの王です。悪しき力、死、あるいは運命が私たちを支配しているのではありません。この福音に生きましょう。

 【祈り】

 主イエス・キリストよ。あなたこそ王なる方です。あなたの御名を賛美しあなたに感謝をささげます。