
川杉安美(草加松原教会牧師)
メッセージ:神は共におられる
いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
12月25日は、イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスです。
イエス・キリストがまだ母マリアのお腹の中にいたころ、夫ヨセフに、神様からメッセージが届きます。マタイ福音書1章22節、23節です。「このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」
これを言った預言者とは、「イザヤ」のことで、旧約聖書のイザヤ書7章14節にあります。すなわち、「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み その名をインマヌエルと呼ぶ。」
イザヤは、紀元前8世紀に、ユダヤで活躍した預言者でした。イエス・キリストが生まれる700年も前に、すでにその誕生が予告されていたのです。そして、そのイエス・キリストの誕生は、「インマヌエル」神は我々と共におられる、という意味だというのです。
神様は、人間の歴史を導いておられ、その人間の世界に本当の幸いをもたらそうと計画し、イエス・キリストを遣わすことにしたのです。その計画通りに、イエス・キリストが誕生したというわけです。
イエス・キリストの誕生そのものに、神様が人間を見捨てていない、我々と共にいてくださる、その意味をくみ取らなければなりません。そうするとき、クリスマスは本当の喜びになります。神様が共にいてくださる、と。
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