
風間義信(仙台教会牧師)
メッセージ:借金が返される
おはようございます。仙台教会の風間義信です。
イエス・キリストは、ぜひ伝えたいということを、様々なたとえを見事に使って語られました。特に、お金をめぐるものが多く、しかも、借金としてたとえられています(マタイ18:22-36、ルカ7:41-43参照)。それだけ人々の生活の中で、大きな課題になっていたのかもしれません。
では、その借金によってたとえられることは、どのようなものだったのでしょうか。これは一言で言えば、私たちが神の教えを守ることが出来ない、その教えから反れてしまっていることです。それを「罪」と呼びます。
私たちがしてしまったことは、後で消し去ることは出来ません。そして、それが日毎に増えてしまっています。けれども、借金であるならば、自分ではできなくても、誰かが代わって支払ってくれるならば、なくすことが出来ます。
キリストの十字架は、身代わりの刑罰だと言われます。本来ならば、他でもない、罪は私がしてしまった借金なのですから、私自身に支払いの責任があります。けれども、私たちは、少しでも返すどころか、ますます大きく膨らましています。
だからこそ、イエス・キリストが、その罪を代わって負ってくださり、その借金をすべて帳消しにしてくださいました。この私たちにしてくださったことをはっきりと示すために、多くのたとえ話が語られました。私一人のために、どれほどの借金がゆるされたのか、それをイエス様との関係で、しっかりと思い巡らしていきましょう。
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