尾崎純(東仙台教会牧師)
メッセージ:イエスが助けてくださる
おはようございます。日本キリスト改革派の東仙台教会で牧師をしております、尾崎純と申します。
私たちは、自分に経験のある事柄ほど、祈るよりも先に、まず、自分の力で何ができるのかと考えてしまいます。しかし、その道の一流と見なされるようになっても、祈りを欠かさない人はいます。
作曲家の「ヨハン・セバスチャン・バッハ」の楽譜には、いくつかの特徴がありました。最初のページの一番上に、「JJ」とアルファベットで書かれており、そして最後のページの一番下には、「SDG」とアルファベットで書かれているんです。
「JJ」というのは、ラテン語で、「イエス・ユバー(イエスが助けてくださる)」という信仰の祈りです。「SDG」も、ラテン語で、「ソリ・デオ・グロリヤ(ただ神のみに栄光あれ)」という賛美の祈りです。
バッハは、「楽聖」とまで呼ばれた音楽の天才ですが、神に喜ばれるような作品はイエスの助けなしには作れない、と考えていました。そして、このキリストの助けで作り上げた作品を発表するとき、そこには、感謝と賛美があったのです。
私たちも、何事を成すに当たっても、「イエス・ユバー(イエスが助けてくださる)」、また、「ソリ・デオ・グロリヤ(ただ神のみに栄光あれ)」、この祈りを以って、取り組みたいのです。
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