草野誠(湖北台教会牧師)
メッセージ:十字架は父の栄光を現すところ
おはようございます。湖北台教会の草野です。
今週は、ヨハネによる福音書17章に記された、主イエスの祈りの言葉に耳を傾けたいと思います。
この祈りは、主イエスが十字架にかかられるために、弟子たちに別れの言葉を語られた後、祈られた御言葉です。そこで主イエスは、「父よ、時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現すようになるために、子に栄光を与えてください。」(ヨハネ17:1)と祈られました。
「時」とは、十字架にかかられる時です。つまり、この祈りは、十字架の死を父なる神の栄光を現す場所としてとらえ、それをまったき従順を持って引き受けられるように、と祈られたのです。
人の目から見たとき、十字架の死は、恥辱と苦痛と敗北そのものであったかもしれません。しかし、そうではなかったのです。十字架は、一方では、私たち人類の罪を徹底的に罰し、これを裁かれる父なる神の聖と義の貫徹であります。他方、それは同時に、御子である主イエスの自己犠牲によって、私たち人類をどこまでも愛そうとされる、神の愛の表れでもありました。
この世界に、主イエスは、神の聖と義と愛とを示して、神の栄光を表されることを望まれたのです。今日も、主イエスの祈りに促され、神の栄光を讃える者として歩みたいと願います。
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