リジョイス聖書日課

ローマ10章 正しい認識と信仰的熱心に生きる

放送日
2025年9月1日(月)
お話し
袴田康裕(神港教会牧師)

9月1日(月) ローマ10章

わたしは彼らが熱心に神に仕えていることを証ししますが、この熱心さは、正しい認識に基づくものではありません。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ローマの信徒への手紙10章2節

 「わたしは彼らが熱心に神に仕えていることを証しします」(2節)とあるように、イスラエルは神への熱心を持ち続けていました。にもかかわらず主イエスを拒んだのは、熱心さを失ったからではありません。彼らにはまじめな宗教的熱意がありました。パウロも、その熱心そのものを非難しているわけではありません。問題は、この熱心さが「正しい認識」に基づくものではなかった点にありました。正しい認識に欠けていても、熱心だから良いではないか、とは言えません。なぜなら、正しい認識に欠けた宗教的熱心はキリストと福音に逆らう熱心になりかねないからです。

 パウロは、それを誰よりもよく知っていました。なぜなら、パウロはかつて、熱心なファリサイ派として、教会を激しく迫害する者であったからです。

 真の知識を欠いた宗教的熱心は、神に対する反逆になる危険性があります。パウロは経験的にそれを知っていました。熱心であれば良いという訳ではありません。信仰の熱心は、正しい知識に方向づけられなければなりません。そこに神学の必要性があります。正しい認識に基づいた信仰の熱心こそが、真の教会を建て上げるのです。

 【祈り】

 主よ、聖書を正しく認識することができるように助けてください。そして熱心にあなたに仕えさせてください。