三川共基(松戸小金原教会牧師)
メッセージ:世話焼きの姉、安心する妹
おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
私の二人の娘が、保育園で楽しく過ごしています。下の娘も、だいぶ保育園での生活に慣れてきました。ご機嫌な様子で家に帰ってくると、ひと安心します。
下の娘が保育園で安心して過ごすことができるのは、上の娘のおかげのようです。上の娘も、同じ保育園に前から通っており、妹と一緒にたくさん遊ぶと意気込んでいました。家でも、自分のおもちゃを貸してあげたり、靴下を履かせたり、何かとお世話を焼いています。その姉が一緒にいることが、下の娘にとっては心強いようです。
入園当初、担任の先生に抱っこされると大声で泣いていましたが、姉の声が聞こえると、声のする方をじっと見つめて、ニッコリしたのだそうです。このまま、二人姉妹が互いを思い合うまま育ってほしいと願っています。
聖書には、「兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。」(ローマ12:10)という教えがあります。それは、単に仲良しであれという意味ではありません。兄弟や姉妹であれ、親子であれ、友人であれ、すべてにおいて、同じ考えに生きている人はいません。だから、どれほど仲良しであっても、ちょっとした違いで仲たがいしてしまうこともあります。
そのような時、自分と違うからとそっぽを向くのではなく、寄り添っていくことができると、より親密な関係を持つことができますね。
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