長谷川はるひ(新潟教会牧師)
メッセージ:アーモンド
いかがお過ごしですか。新潟教会牧師、長谷川はるひです。
エレミヤ書1章11、12節をお読みいたします。「主の言葉がわたしに臨んだ。『エレミヤよ、何が見えるか。』わたしは答えた。『アーモンド(シャーケード)の枝が見えます。』主はわたしに言われた。『あなたの見るとおりだ。わたしは、わたしの言葉を成し遂げようと 見張っている(ショーケード)。』」
アーモンドの花は、サクラのようなピンクの花です。日本でも、サクラより一足早く、アーモンドのお花見ができる場所があるそうです。ここで預言者エレミヤが見ているのは、花ではなく、枝ですが、アーモンドというとナッツを思い浮かべる方は、桜の木のような枝をイメージしていただけるといいかもしれません。
アーモンドは、ヘブライ語で「シャーケード」と言います。「見張っている」という言葉は、「ショーケード」。「アーモンド 見張っている」、「シャーケード ショーケード」。韻を踏んだ言葉になっています。アーモンドを見るとおり、神さまは見張っている。神さまの言葉を成し遂げようとして。
神さまの仰った言葉は、必ずその通りなります。「光あれ」といわれれば、暗闇に光があります。しかし、神さまは、歴史の中に働いて、時間をかけて、仰った言葉がその通りになるように見守られることもあるのです。そして同時に、神さまは、わたしたちを見守っていてくださるのです。
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