山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:渡り鳥に学ぶ、休むことの大切さ
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
毎年5月の第2土曜日は、「世界渡り鳥デー」として定められています。
渡り鳥は、長い旅の途中で必ず休息をとるそうです。途中の湿地や湖で羽を休め、十分なエネルギーを蓄えてから、再び飛び立ちます。特に、悪天候の中での飛行は、渡り鳥にとって危険です。休息地で天候の回復を待ち、無理な飛行をしないことも、渡り鳥の持つ知恵です。
十分な休息を取ること、そして、無理をしないことは、人間にとっても同じです。しかし、人間と渡り鳥の違いは、人間は無理をしてしまうことです。
そして、肉体的な疲労もそうですが、人間には、心の疲れや魂の飢え渇きがあります。精神的な疲労については、誰もが経験したことがあるかもしれませんが、魂の疲れや魂の休息については、ほとんど無自覚であるかもしれません。
イエス・キリストは、人間が神と触れ合うことによってだけ得られる休息について、誰よりも関心を持っておられるお方です。
きょうの聖書の言葉「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」マタイによる福音書11章28節
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