山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:環境問題と聖書の言葉
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
環境問題への関心は、以前にもまして高まっています。気候変動、森林破壊、プラスチックごみの増加。どれも私たちの生活と深く関わる問題です。では、聖書は、環境問題について何か語っているのでしょうか
聖書の創世記には、神が人に「地を耕し、守る」ように命じた、と書かれています(創世記2:15参照)。この言葉は、自然を好き勝手に開発してよい、という意味ではありません。むしろ、人間には、神が造られた世界を大切にし、守る責任がある、ということです。
たとえば、美しい森が失われると、多くの動物たちの生息地も奪われます。海に流れ込むプラスチックごみは、魚やウミガメに深刻な影響を与えています。こうした問題に目を向けることは、聖書の教えに沿った生き方とも言えます。
私たちにできることは、小さなことかもしれません。本当にありふれた行動かもしれませんが、エコバッグを使う、ゴミを減らす、電気の無駄遣いを減らす。その一つひとつが、神が創られたこの世界を大切にする行動につながります。
「地を耕し、守る」…この言葉を心に留めて、環境に優しい生活を心がけることが大切なのです。
きょうのみ言葉「主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。」創世記2章15節
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