尾崎純(東仙台教会牧師)
メッセージ:私たちの体
おはようございます。日本キリスト改革派の東仙台教会で牧師をしております、尾崎純と申します。
私たちの体は、古い細胞と新しい細胞の入れ替えを繰り返しています。入れ替えの周期は、組織によって異なります。一番短いのは、腸管内部の表面のヒダにある上皮細胞で、これは数日で入れ替わります。
その人の年齢によっても異なりますが、皮膚は4週間、血液は4ヵ月、一番長いのは骨で、4年で全てが入れ替わります。つまり、4年前の私と、今日の私とでは、細胞としては別物であるわけです。ただ、体の中でも、新しくならない細胞もあります。神経細胞は、幼少期が一番多く、その後は基本的に減っていくだけです。
もし脳の神経細胞が入れ替わったとしたら、どうなるでしょうか。脳の神経細胞が入れ替わる度に、記憶も消えてしまうことになります。不思議なことですが、新しく入れ替わらなければ生きていけない細胞は、新しく入れ替わり、新しく入れ替わったら生きて行けなくなる細胞については、入れ替わることがないのです。
それは、私たちの体がそのようにプログラムされているからです。プログラムがあるということは、プログラマーがおられるということです。聖書はそれを、「神」と言うのです。
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