杉山昌樹(上福岡教会牧師)
メッセージ:ついてきなさい
いかがお過ごしですか。上福岡教会の杉山です。
聖書を読みますと、イエスが漁をしている人たちに近付き、「わたしについて来なさい」(マルコ1:17)と呼びかける場面があります。すると、この漁師たちは立ち上がって、イエスの後について行った、と続きます。
実はこれが、キリスト教の始まりです。そして、現代においても、教会員になるということは、このイエスの呼びかけに従ってついて行くこと、と言えます。しかし考えてみますと、そのようにしてイエスについて行くというのは、何重もの意味で、ありえないことのように思われます。
そもそも、イエスは、今私たちの目に見える形で、人間として目の前にいるわけではありません。あるいは、仮に、今あなたの目の前にイエスが現れて、「ついて来なさい」と呼びかけられたとしても、素直にその後について行くことができるでしょうか。むしろ、「一体あなたは誰ですか。何の権利があってそんなことを言うのですか。」と、いぶかるのではないでしょうか。
しかし、聖書では、そのようなありえないことが実際に起きた、ということを示しています。もちろん、聖書は、歴史書ではなく、そこであったことについて、科学的に証明するものでもありません。けれども、このようにして、イエスが人を招いて、そして、招かれた人がついて行く、ということが、今も実際に起きています。
あなたの身近に、どんなに小さくても教会があるのなら、そのようにして招かれた人と会うことができます。そして、もしあなたが教会の礼拝に参加しているのなら、あなたこそが、そのようにして招かれた人なのです。