3月17日(月) マルコ1章
イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書1章14〜15節
主イエスはガリラヤで福音宣教を開始して言われました。「時は満ち、神の国は近づいた」と。「神の国」とは、単に私たちが死後行く場所ではありません。聖書における「神の国」とは、まず何よりも「神のご支配」そのものを意味します。それが「近づいた」と主イエスは宣言されたのです。
イスラエルはかつて神のご支配にあずかる民でした。しかし、神に背き続けたために、国は滅ぼされ、捕囚の民となってしまいました。しかし、預言者イザヤは、やがて神が王となり、あなたたちを贖うと約束していました(イザ52章)。そして、遂にその「時が満ちた」と主イエスは宣言されたのです。
神のご支配は、神が油注がれた王、神の御子イエス・キリストによってもたらされました。キリストの到来によって、救いの歴史における神のご支配が決定的な仕方で開始されたのです。神は罪と死に捕らわれていた私たちをイエス・キリストによって贖い、救い出してくださいます。これこそ「福音」、良き知らせです。
この神のご支配と救いにあずかるために、「悔い改めて福音を信じなさい」と主イエスは招いておられます。自らの罪を認め、神に立ち帰り、福音を信じるなら、神の力強い御手によって救っていただけるのです。
【祈り】
神よ、キリストによってもたらされたあなたのご支配と救いにあずからせてください。