大木信(西鎌倉教会牧師)
メッセージ:イエス様のお心
おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
「本当に大切なものは、私たちの目には見えないんだよ」と、母から幼き頃に教わったことを、先日ある読み物を読みながら、ふと思い出しました。
今、この年齢になって思えば、そのくらい人は、目に見える部分にとらわれて生きている、或いは、明日のパンのために生きている、という事なのでしょう。そして、人にもよるでしょうが、目に見えないもの、特に、スピリチュアルな存在を軽んずる傾きがあるのではないか、そんな事を思わされています。
科学が重んじられて久しい世の中です。何でも数値化されて、その数字によって、右往左往する私たち。数字を上手に用いて生きているうちは良いのですが、数字にいつしか支配されて、もし生き方が窮屈になっているならば、それは、数字にとらわれ、支配されている。聖書的に言うならば、数字の奴隷状態になっているという事です。
そんな私たちの窮屈な生き方、何かに支配され、奴隷化したような生き方を見て、心を痛め、心配し、祈っている方が、実はおられます。私たちが気づく気づかないにかかわらず、傍らで「こっちだよ」と導いてくださる存在、その方こそ、イエス様です。このイエス様にまずは出会い、全身全霊で結び合って生きていってほしい、それが私の願いです。
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