草野誠(湖北台教会牧師)
メッセージ:罪を犯さないように
おはようございます。湖北台教会の草野です。
謂われのないことで非難されたり、屈辱を受けたりするとき、腹が立つのは当たり前のことでしょう。クリスチャンだから腹を立ててはいけないと自制しようとしても、自分にはどうしようもない感情が、腹の底から湧き上がり、いつの間にか支配してきます。時には、その感情が悪意ある言葉となって口から漏れてしまったり、行動として表れたりすることもあります。あのダビデもそうでした。
サムエル記上25章で、ナバルと言う土地の有力者が、ダビデをあざけり、ののしりました。まるでけんかを売るような物言いを聞いて、ダビデは、「剣を帯びよ」と命じ、四百人を率いて、ナバルのところに押し寄せるのでした。
そんなダビデのところに、ナバルの妻アビガイルが、お詫びにやってきます。アビガイルの言葉を聞いたダビデは、こう言います。「イスラエルの神、主はたたえられよ。主は、今日、あなたをわたしに遣わされた。」(サムエル上25:32)ダビデは、彼女を主から遣わされた者として、彼女の言葉を聞き、そして我に返えることができたのでした。
このようにして、アビガイルは、彼女の夫ナバルを救っただけでなく、ダビデをも救ったのでした。今日も、自分の感情に押し流されそうになるときでも、聡明な言葉、特に、聖書の御言葉が遣わされ、罪を犯すことから守られますように祈っています。
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