草野誠(湖北台教会牧師)
メッセージ:力を捨てて、神に委ねる
おはようございます。湖北台教会の草野です。
今日は何をするのか、誰と会うのかと考えた時、ついつい肩に力が入ってしまうことがあります。自然なことですから、自分では止められませんが、体も心も緊張している表れですね。
考えてみますと、日々刻々と変わる日常、要求される課題の大きさ、自然災害への恐れ、政治的混乱や戦争や犯罪の情報の氾濫。そんな中で緊張を強いられて、私たちは過ごしています。そんな弱さを覚えている私たちに、詩編46編は、まさに危機的状況のただ中で、超然と働かれる神への信頼を歌います。
天変地異の中にあっても、わたしたちの神は、天地万物を創造された神。政治的な混乱と戦争の動乱の中にあっても、わたしたちの神は、歴史を支配される神。わたしたちの避けどころや砦となって守っていてくださる、インマヌエルなる神。そして、圧倒的な力で争いを止められる、万軍の神。だから、この神を信頼するわたしたちには恐れはない、と信仰の確信が民を支えます。
その民に、神は、「力を捨てよ」(詩編46:11)と呼びかけます。自らの残っている力や武器で戦うことをやめ、静まって、完全に神の御業に身を委ねることを求められます。神への全面的な降伏、それは、神への全面的な信頼の証なのです。自らの力を捨てて、神に委ねることから、一日を始めたいものです。
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【締切】2月22日
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