木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ:詩篇23編4節
ご機嫌いかがですか。川越教会牧師、木村恭子です。
今週は、詩篇23編を取り上げてお話ししています。
今朝は4節。「死の陰の谷を行くときも わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける。」(詩編23:4)…「死の陰の谷」、なんと恐ろしげな言葉の響きでしょうか。できることなら、そんな恐ろしい場所を通りたくない、と思います。
ですが、ここで注目したいのは、「あなたがわたしと共にいてくださる。」という言葉です。昨年、私の母が91歳で天に召されましたが、その時に、「死の陰の谷」って、まさに死の時、死の瞬間のことではないかと思いました。母はクリスチャンとして召されましたが、それでも、死を迎えるとき、その瞬間は、恐れがあったと思うのです。私だって、そうだと思います。
でも、その恐ろしい死の瞬間にも、神が、イエス様が共にいてくださるならどうでしょう。私が母に伝えた最後の言葉は、「イエス様が一緒にいてくださるから大丈夫」でした。たとえ死を覚悟する瞬間、あるいは、実際に死のときでも、神が共におられる、イエス様が私と共にいてくださるという事実は、なんと心強いことでしょうか。
「わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。」と告白できる恵みに感謝しています。
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