木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ:詩篇23編との出会い
ご機嫌いかがですか。JRまたは東武東上線川越駅から徒歩10分にある、川越教会牧師、木村恭子です。
今週は、詩篇23編を取り上げてお話しいたします。
私がこの詩篇23編と最初に出会ったのは、小学校の頃でした。2泊3日の教会のお泊り会で、詩篇23編の暗唱ゲーム大会があったんです。その最終日に、一人一人暗唱して発表する、みたいなことだったと思います。その時、内容もよくわからないまま、何度も何度も声に出して覚えました。ですが、繰り返しているうちに、小学生なりに情景がイメージとして浮かんでくるようになりました。
「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない」…詩篇23篇1節。幼少期から中学くらいまで、私は、どちらかと言えば過保護な親のもとで、ある意味順調に過ごしていたと思います。ですから、この先も「欠けることがない」と素直に思っていました。
しかし、どう考えても人生そう甘くないですよね。思春期に入って、自分の望み通りにいかず、どうすることもできないときや、辛いことがあり、本当に「何も欠けることがないのだろうか?」、と思うことがありました。
それでも、主なる神が羊飼いとして私の歩みを導いてくださったので、最後は、「わたしには何も欠けることがない」という告白へと導かれていく。そんな経験を重ねながら、歩みを進めて来られたことに、感謝を覚えています。あなたも、御自身の歩みを振り返って考えてみてください。
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