持田浩次(三郷教会牧師)
メッセージ: 人の言葉に囚われない
おはようございます。今日もお元気にお目覚めですか。持田浩次です。
誰かに言われて、ずっと忘れられない言葉がありますか。言った人は忘れてしまっても、言われた人は忘れられないということがあります。
かつて、イスラエルの王様だったソロモンは、コヘレトの言葉の中で、こう言っています。「人の言うことをいちいち気にするな。そうすれば、僕があなたを呪っても、聞き流していられる。」(コヘレト7:21)
不思議なことに、プラスの言葉は、人に力と勇気を与え、元気にします。反対に、マイナスの言葉は、人の心を傷つけ、顔を曇らせます。まず自分自身を振り返って、誰に対しても、いつも人に力を与え、その人を元気にするプラスの言葉を語るように心がけたいですね。
この世の中で、最も人に元気を与えるプラスの言葉は、イエス・キリストの言葉です。キリストの言葉は、悲しんでいる人を慰めます。また、弱っている人を元気にします。そして、不安な人に安心を与えます。パウロも、コロサイの信徒への手紙で、こう書いています。「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。」
もし、あなたの心の中に、誰かに言われた言葉が残っていたら、その言葉に囚われないで忘れてしまいましょう。そして、あなたを元気にするキリストの言葉を豊かに心にたくわえてください。
今日の聖書の言葉「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。」コロサイの信徒への手紙3章16節