千ヶ﨑基（横浜教会牧師）
メッセージ： 神よ、お救いください
いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶ﨑基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
誰かに助けを求める時、プライドが邪魔をして恥ずかしいと感じる人もいるようです。ある時、高校の校長先生が生徒に話していた言葉を聞きました。「自立とは、自分から助けを求められる人のことです」と。
「自分で立つ」という字の「自立」を辞書で調べると、「他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり、身を立てたりすること」とありました。でも、その校長先生は、出来ないこと、分からないことがあった時、自分の力だけで進もうとせずに、他の人の助けや協力を得ることが自立である、そして、共に社会の中で生きていくことが大切だ、と生徒たちに伝えようとしたのでしょう。この言葉は、今でも私の心に残っています。
旧約聖書の詩編60編7節に、「あなたの愛する人々が助け出されるように 右の御手でお救いください。それを我らへの答えとしてください。」という言葉があります。聖書には、神様の約束は一つ一つ確実に果たされていく様子が書かれています。
神様が「あなたを愛して助ける」と言われた約束は、私たちの人生に必ず起きます。心の支えを必要とするなら、今、その思いを打ち明けてみてください。「神よ、お救いください」と。神様は、必ず応えて下さいます。