リジョイス聖書日課

ローマ11章 神の富と知恵と知識

聖書日課
2022年2月23日(水)

ローマ11章 神の富と知恵と知識

  

ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。(ローマ11:33)

 イスラエルに対する神の「秘められた計画」。それは今神に背き、神の恵みを拒んでいるイスラエルもまた、異邦人と同様に救われるというものでありました。神は背信のイスラエルを、それにもかかわらず義とし、御自身のふところに招こうと御心に決められていたのです。

 神は御子の義を無償でまとわせることにより、不義なる者を義とされるのです。御子を十字架につけたのはイスラエルです。しかし御子の死は、実にイスラエルの救いのためでもありました。神は御自身に背いたイスラエルを、なお愛されました。その愛ゆえに、独り子を十字架につけられました。十字架のもとで、神の愛と義はふたつながら、同時に貫き通されたのです。そのようにして、神は御子の十字架の血によって、異邦人をもイスラエルをもお救いになるのです。

 このような義をだれが想定することができたでしょうか。まさしくこれは人間の思いを超え、人間の論理を超えることです。それゆえ、この神の「秘められた計画」について語り終えたパウロは、ただ神をほめたたえるほかはなかったのです。神の富と知恵と知識、神の愛と憐れみはなんと深いことか。

 【祈り】 あなたの富と知恵と知識は、十字架の言葉のうちに啓示されました。感謝します。アーメン。

新着番組

  1. 不合理なこと?

  2. 最年少ゲストさん登場!

  3. ヨシュア記14章 信仰によって健やかに生きる

  4. ヨシュア記13章 ひたすらに神の御命令につき従う

  5. 小さな始まり、大きな成長(マタイによる福音書13:31-35)