あさのことば

コロナ禍の中の信仰 5社会の中で

放送日
2021年10月21日(木)
お話し
野島邦夫(東京教会牧師)

野島邦夫(東京教会牧師)

メッセージ: コロナ禍の中の信仰 5社会の中で

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の野島邦夫です。
 私は、今のコロナ禍が信仰と教会の大きな危機だと思います。今回のシリーズでは、いまこの時見逃してはならない幾つかの信仰の問題を考えています。

 コロナ禍は、教会という枠を超えて社会に生きるクリスチャンにとって、大きな危機です。と言うのも、例えば大勢で群れるな、あまり近づくな、と言われます。この感染症の性質を考えれば当然の対処でしょうが、これによって人との関わりが大きく制限されます。親しくなりにくいですし、人間関係が疎遠になります。また、人と会う時は必ずマスクを着用せよと言われます。それも理解はできますが、これでは顔が上半分しか見えません。顔は人格関係にとって普通大変重要です。

 インターネットで人間関係は作れる保てる、という人がいます。そうでしょうか。直接接する時の息遣いが感じられなくては人を知った実感が湧かないでしょう。コミュニケーションもうまくいかないでしょう。また社会でも人を愛する、助けるというクリスチャンの最重要課題も実行しにくいでしょう。キリスト教が重要視する「人との関わり」が寸断されます。

 コロナ感染症を恐れず今も積極的に人と関われ、と言う意味では決してありません。そうではなく、それがしにくい今こそ、人との生きた関わりの大切さをよく覚えたいのです。

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