首藤正治(引退教師)
メッセージ: 主は真理の神
おはようございます。あなたのおうちから朝日が見えますか。明るい朝は希望を与えてくれますね。仙台教会の首藤正治です。
今朝の御言葉はエレミヤ書10章10節です。「主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。」という短い言葉です。
預言者エレミヤが生きていたころは、アッシリアとバビロニアとエジプトが、三つ巴になって争っていた悲惨な時代でした。特にユダヤ人たちはアッシリアによって、70年間もバビロンに捕囚されていました。
この悲惨と困難で希望を失っていたユダヤ人に対して、エレミヤは神からの癒しと救いの希望のメッセージを語り伝えるように召されたのでした。絶望感で打ちひしがれているユダヤ人たちに、神の言葉は届くのでしょうか。苦悩に身も心も奪われているユダヤ人たちに、希望の言葉は聞かれるのでしょうか。
ただ嘆き悲しんでいるユダヤ人には、届きませんでした。しかし、自分たちの罪をかえりみて、神の前に立ち帰った人々は、いま生きていることの恵みと導きが、神に与えられたことに気づかされました。