玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)
メッセージ: 人生を生き抜く
ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
わたしたちの長い人生を3つの時期に分けるならば、青少年期、壮年期、中高年期となるでしょう。青少年期は学ぶことが中心になります。また壮年期は学んだことを生かしていく時期です。そして中高年期は責任から解放されて、与えられた時間をある程度自由に用いることのできる時期です。
わたしたちのこのような人生はどこに向かっているのでしょうか。それはすべての人が知っている、死というゴールです。希望に満ちた青少年期、目標を定めて働く壮年期には、死というゴールがよく見えないかもしれません。しかし中高年期になると、死というゴールを意識するようになります。それでもほとんどの人が死を忘れるようにして人生に没頭しています。なぜでしょうか。死んだら終わりだと思っているからでしょうか。
聖書は語ります。「すべてに耳を傾けて得た結論。『神を畏れ、その戒めを守れ。』これこそ、人間のすべて。」(コヘレト12:13)と。
わたしたちの人生は、わたしたちを創造された神の手の中にあります。仕事に集中している時も、退職して自分の時間を楽しんでいる時も、人生の終わりを迎える時でさえも、全ての時が神の手の中にあります。この神を知り、この神の手の中で人生を生き抜く時、わたしたちの魂には大きなやすらぎと平和が訪れるのです。