リジョイス聖書日課

ヨブ1章 わたしは裸で母の胎を出た

聖書日課
2021年3月4日(木)

ヨブ1章 わたしは裸で母の胎を出た

  

「わたしは裸で母の胎を出た。
裸でそこに帰ろう。
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。」(ヨブ1:21)

 なぜ敬虔な信仰者であっても苦難に遭うのでしょうか。この問いかけがヨブ記全編を貫いています。そして、それ以上にヨブ記を貫いているのが、ヨブを、そして私たちを生かし、支えてくださる神の愛です。苦難のときこそ、神に目を向けましょう。

 ヨブの苦難の発端は天上における神とサタンとの話し合いです。神はサタンに、ヨブに苦難を加えることを許されました。神はヨブの苦難をご存知です。すべてを支配され、確かなご計画をお持ちの神は、私たち一人一人の苦難を、皆ご存知です。現在はコロナのために全人類が苦しみを覚えています。また、誰もが人に言えない苦難を味わっているでしょう。しかし、神はすべて御存じです。そして愛をもって、私たちに最善のことをしてくださいます。この確信に留まりましょう。

 「裸で母の胎を出た」私たちは、ただ神の憐れみによって生かされ、守られています。日ごとの悔い改めによって固く主につながりましょう。何があろうと、「わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです」(ロマ8章39節)。

新着番組

  1. 詩編89編 主の愛と真実を固く信じて嘆き訴える

  2. 土用の丑の日と魂の栄養

  3. エゼキエル8章 罪の悲惨さに対する神の怒り

  4. 剣を鞘に納めなさい~「アウシュヴィッツ生還者からあなたへ」より~

  5. ヤムおんちゃんの言葉「人間、得手不得手があって当たり前」