リジョイス聖書日課

マタイ11章2-11節 来るべき方

聖書日課
2019年12月15日(日)

マタイ11章2-11節 来るべき方

  

「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、他の方を待たなければなりませんか。」(マタイ11:3)

 「『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、あなたの前に道を準備させよう』と書いてあるのは、この人のことだ」(10節)。そう主イエスが言われるとおり、ヨハネが「来るべき方」を告げ知らせます。疑問を起こさせるような問い方ですが、こう問うヨハネが「牢の中」にいる、ということが重要です。この問いへの主イエスのお答えは、多くのことにとらわれて、牢の中にいるような私たちへのお答えでもあるということです。

 主イエスは「見えない人は見え、…」という代表的な言葉を挙げて、イザヤ書の預言全体が実現していることを示し、ヨハネと私たちを励ましてくださったのです。「心おののく人々に言え。『雄々しくあれ、恐れるな。見よ、あなたたちの神を。敵を打ち、悪に報いる神が来られる。神は来て、あなたたちを救われる』」(イザ35章4節)。預言どおりわたしが来た、わたしがあなたを救う、と。

 「兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。…主の名によって語った預言者たちを、辛抱と忍耐の模範としなさい」(ヤコ5章7、10節)。「主の民よ、喜べ。主は近い」(こどもさんびか)。

新着番組

  1. 1コリント9章23節 宗教改革の精神を引き継ぐ

  2. 聖書とキリスト~苦難のしもべキリスト

  3. 宇宙一暑苦しい熱血教理教室!~「救われる」ってこういうことさ!

  4. Vol.102 奈良教会(奈良県)

  5. すべてを捨てた者への約束(マタイによる福音書19:27-30)