あさのことば

良いおこないをするときには

放送日
2019年10月27日(日)
お話し
大木信(西鎌倉教会牧師)

大木信(西鎌倉教会牧師)

メッセージ: 良いおこないをするときには

 おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
 良い行いは、本来尊いものです。褒められようとしてする行為も日常的です。特に子どもたちは、「褒められたい」ゆえの行いがあるものです。また良い行いの結果、その行為に上達や向上、洗練さが見られたりもします。そして良い行いに対して、嬉しいひと言などあったりすれば、その後の人生が変わるほどの可能性さえ持ったりもします。

 しかし良いおこないをするときに本当に大切なのは、「誰を思って良い行いをするのか」ということです。そのことをきょう、お話ししたいと思いました。

 人は人々の評価が気になります。そしてある時仮面をかぶり、偽善の役者にもなりえます。自分の栄光、自分にスポットライトが当たるかのような人生を選びがちですが、この生き方には聖書が教える真理もまた安らぎもありません。良い行いというものには、いつもこのような誘惑がつきまとうものだからです。

 聖書は、神に向かって正しい行いをしなさいと教えています。神がどうご覧になるか、あなたの行いをその心の底まで正しく評価くださるそのお方の眼差しの中で、共に生きたく思います。

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