あさのことば

若い時の救い

放送日
2018年11月13日(火)
お話し
木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 若い時の救い

 いかがお過ごしですか? 川越教会の木村恭子です。
 今週は「救いの時」について考えています。

 旧約聖書にこのような言葉があります。「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』と言う年齢にならないうちに。」(コヘレト12:1)

 私たちの人生は幸いな時ばかりではありません。苦しみや悲しみの時もあります。そういう時に支えてくれる家族や友人がいるなら幸いです。ですが、自分だけで立ち向かわなければならない試練もあります。苦しみにあって、生きる希望を失ってしまう人がどれほど多いことでしょうか。

 ですから、聖書は若い時に信仰を持つことの幸いを教えているのです。若い時に天地を創られたまことの神に出会い、キリストによって示された神の愛を受け入れ、神と共に生きる確かさを知るなら、人生に絶望することはありません。神が歩みを守り支えてくださるからです。そうして自分が生きていることの意味、生かされていることの恵みを覚えながら歩むのです。私の人生には神の目的があり、それゆえに価値があり尊いものだと。

 喜びの日々には感謝し、苦しみの時には神の支えを期待し、またそのことの意味を考え受け止めながら歩むことができるなら、幸いな人生と言えるのではないでしょうか。

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