木村恭子(川越教会定住伝道者)
メッセージ: 生きる目的を与えてくださる方
ご機嫌いかがですか?川越教会の木村恭子です。
新約聖書に、イエスが悪霊に取りつかれた男の人を癒されるという話があります。(マルコ5章)この人は墓場に住み、服を身につけず、昼夜を問わず叫び続け、石で自分を打ちたたいていたと記されています。彼は人々から顧みられることなく、人間社会から見捨てられた存在だったのでしょう。
彼はイエスを見つけるとすぐに、イエスのもとにやってきました。けれど、癒しを願ったわけではありませんでした。彼は、自分にかまわないでほしいと懇願しています。ですが、それは本心ではありませんでした。
イエスは彼の置かれている状況を見て取り、彼にとって本当に必要なこと、体の癒しと心の癒しの両方をお与えになりました。
しかし、彼に与えられたものはそれだけではありませんでした。
イエスは彼に、「自分の家に帰って、身内の人に主があなたにしてくださったことを知らせなさい。」とお命じになりました。すると彼は命じられたとおりに、イエスが自分にしてくださったことを、家族だけでなくその地方の人々にまで言い広めたというのです。それがその後の彼の生きる目的となり、使命となったのでしょう。
主イエスは癒しだけでなく、人生を生きる目的、意味までも与えてくださるお方です。
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