あさのことば

キリストの癒し

放送日
2016年11月17日(木)
お話し
小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

メッセージ: キリストの癒し

 おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
 今日はイエス・キリストについて、皆様にお話したいと思います。

 イエス・キリストはその生涯の中で旅をされました。ナインという街でのできごとです。イエスと弟子達が街に入ったとき、そこでは葬儀が行われていました。亡くなったのはまだ若い男性です。丁度、棺が運ばれるところでした。人々は泣き悲しみます。棺の傍らにはこの男性の母親が立っていました。その人はやもめでした。夫がいないのです。そして、息子も亡くしました。この時の母親のショックはいかほどのものだったでしょう。

 イエスは、この母親を見て憐れに思い、言われました。「もう泣かなくて良い」。そしてイエスは、棺に手を当て、「起きなさい」と言われました。そしたら死んでいた人がよみがった、というのです。

 このお話はにわかには信じられないかもしれません。しかし、注目したいのはイエスが母親を憐れに思い、もう泣かなくてもよい、といわれたことです。ここに、このお方の愛の深さを見る気がします。
 もう泣かなくてもよい。イエスは、今も私たちに語りかけています。泣きそうな時、このお方の声を聞いてください。もう泣かなくてもよい。イエスは、悲しみにくれる私たちを悲しみから解放してくださるお方なのです。

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