あさのことば

貧しい者は幸いである

放送日
2016年7月1日(金)
お話し
坂井孝宏(勝田台教会牧師)

坂井孝宏(勝田台教会牧師)

メッセージ: 貧しい者は幸いである

 ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております、坂井孝宏と申します。
 新約聖書のマタイによる福音書の5章3節の御言葉。「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。」こういうイエス様の祝福の言葉があるんですけれども、この言葉っていうのは、いつも不思議に思うんですね、心の貧しい人々は幸いであるって。

 貧しいけども心は豊かだ、というんじゃなくて、心の貧しい、心まで貧しい。何も持ってない。
 もう少し語のニュアンスを伝えると、「霊において、打ち砕かれている人」。神さまの前で、本当に自分は何ももっていない。誇るべき何にも持ってないんだ、と。まことに罪深い、愚かな者だ。そんなふうに、完全に打ちひしがれてしまって、砕かれてしまっている人。そういう人は、幸いなんだよ、とイエス様は言ってくれます。

 そういうあなたにこそ、神の祝福は近いんだよ。砕かれた、そのあなたの魂に、神の祝福がしみていきます。本当の信仰というのは、そういう挫折の中で、神の恵みに生かされることから、始まっていくんです。
 「心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。」

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