木村香(川越教会牧師)
メッセージ: 罪と十字架 3
おはようございます。埼玉県・川越教会の木村香です。
完全な人、罪のない人は、わたしたちの中にはいません。しかし神さまがそのお方をわたしたちのところに送って下さいました。その人がわたしたちの罪の罰を身代わりに受けて下さった。それがイエス・キリストであり、十字架です。
イエス様は、初めから、わたしたちを永遠の滅びから救うために、十字架につくために、この世に来て下さいました。
旧約聖書には、木に架けられる刑罰(十字架)は神さまに呪われた者の受ける刑、永遠の滅びを受ける罪人の刑罰と書かれています。
神さまの御子、イエス様には一点の罪も汚れもありません。神さまの呪いを受ける理由などありません。にもかかわらず、わたしたちの身代わりとなって下さいました。十字架の上で、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか(マタイ27:46)」と叫ばれた、それは神さまの刑罰の苦しさのための叫び声です。
もしイエス様がわたしたちの身代わりとなって神さまに見捨てられ、呪われ、地獄の刑罰を受けて下さらなかったら、わたしたちこそが神さまに裁かれ、この苦しみの叫び声を永遠に叫び続けなければならなかったのです。
その時、死は、これ以上恐ろしいものがない、そういう裁きになります。
あの、十字架の上で受ける地獄の苦しみの死、これでそのつとめ、罪人を救う働きが終わりますから、「成し遂げられた」と、キリスト、イエス様は言われたのです。
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