あさのことば

仕えて治める

放送日
2015年3月25日(水)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 仕えて治める

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
 今週は、二十世紀の最も重要なプロテスタント教会の信仰告白・バルメン宣言を学んでいます。

 今日は第四条です。要約すれば「教会組織の様々な職務は、キリストと兄弟姉妹たちに仕えるためにある」です。つまり、教会の職務の本質です。昨日学んだ第三条「教会の本質」とこの第四条がなければ、当時ドイツのプロテスタント教会は自分を見失っていたでしょう。これらは私たちの目も開いてくれます。

 私たちの教会組織には、様々な職務があります。プロテスタント教会では、牧師、長老、執事、などと呼ばれたり、総称して役員とも呼ばれます。教派によって違いますから、他の呼び方もあるでしょう。役員などいない、と言われる教会もあるでしょう。しかし、どんな教会にも牧師はいます。では牧師は何のために存在するのか、「牧する」とは何でしょうか。

 時に、教会は「牧師がお父さんの家族のようなもの」とか、さらに「牧師が社長、他の役員が重役の会社のようなもの」とイメージされます。これは間違いだとはっきり指摘するのが、第四条です。牧師と他の役員の働きは「群れを治める」ことです。しかし、上から支配するのではなく、キリストと教会員に仕えることによって群れを治めるのです。教会の役員はへりくだりの手本のはずです。

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