あさのことば

心を痛める羊飼い

放送日
2014年9月25日(木)
お話し
芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: 心を痛める羊飼い

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
 いきなりですが、あなたには、何か頼りになるものがありますか?とても苦しい状況の中に立たされた時、ぜったいに助けてくれる頼りになる人がいますか?
 なかなか、じっさいには頼りにできる人は少ないです。その方が、心からあなたを心配してくださるかもしれません。その方は心からあなたを大事に、大切に思ってくださっているかもしれません。

 でも、その方も人間です。人間には実力の上で限界があります。あなたを助けたいと心から思っていても、事と次第によっては、あなたを助けることができないかもしれません。
 絶対的な信頼感を持って、頼ることができる。そういうものを持てないわたしたちをご覧になり、主イエス・キリストはこう思われました。

 新約聖書のマタイによる福音書9章です。
 「群衆が、飼い主のいない羊のように弱りはて、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。」(36節)
 飼い主のいない羊は哀れです。すぐに弱りはてます。絶対的な信頼感を持って頼れるものがないので不安です。
 そんな不安を抱えているわたしたちを見て、主イエス・キリストは、心を痛めておられます。そして、本当に頼ることができるのは、わたし、イエス・キリストだよ、と何度も何度もわたしたちに語りかけてくださっています。
 このイエス・キリストを、あなたの羊飼いとしていただいてくださいますように。

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