あさのことば

星を見上げて

放送日
2014年2月21日(金)
お話し
小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

メッセージ: 星を見上げて

 おはようございます。ひたちなか教会の小宮山です。
 星がきれいな季節になりました。わたしは山が多いところで生まれ育ちましたので、少し高いところに昇っては、星を眺め、はるかかなたの先へ思いを馳せていました。考えてみますと、この宇宙には数限りない星があり、その星の動きが支えられていることはなんとも神秘的なものを感じます。

 星をみて、その美しさや不思議さを思う。こうした心は聖書にも登場してきます。詩編の8編4節と5節をお読みします
 「あなたの天を、あなたの指の業を わたしは仰ぎます。 月も、星も、あなたが配置なさったもの。 そのあなたが御心に留めてくださるとは 人間は何ものなのでしょう。 人の子は何ものなのでしょう あなたが顧みてくださるとは。」

 この詩編の作者は、ただ空の星をみて美しいだとか、規則正しく動く姿をみて不思議だという思いだけでなく、天を見つめながら、神様の指の業に思いを馳せています。神様が、この世界を御造りになった。天も、地も、海の中のものも、地の中のものもすべて神様が御造りになった。創造主なる神様に思いを馳せて、なお詩人はこの世界を御造りになった神様が、わたしたちに人間に思いを向けてくださっていることに驚きと感謝を述べています。
聖書の神様は、この世界を御造りになった神様です。その神様が、わたしたちを常に、気遣ってくださり、守ってくださる。それが、天地創造の神様です。

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