あさのことば

基準としての神の言葉

放送日
2014年1月15日(水)
お話し
風間義信(江古田教会牧師)

風間義信(江古田教会牧師)

メッセージ: 基準としての神の言葉

 いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
 一年で最も寒い時期を迎えています。あなたの体調はいかがでしょうか。いつもは丈夫な人でも、気が緩んだり、ほっとした時に、寒さも加わって風邪を引かれることがあります。寒さを防ぐために厚着をし、気持ちをしっかりと持っていても、ウイルスが体の中に入り、熱が出てしまうこともあります。

 これは体のことですが、それ以上に恐ろしいのは、サタンが入ってくることです。あまり馴染みのない表現かもしれませんが、聖書はイエス・キリストを裏切った弟子のユダについて、その行動を「サタンが彼の中に入った」(ヨハネ福音書13:27)と表現しています。風邪のウイルスが体に入って熱が高くなってしまったように、その心の内に裏切ろうという思いが大きくなっていったようです。

 このことは決して他人事ではありません。これは神を神とせず、自らを神のようにしてしまう思いが起こることです。この誘惑が、わたしたちを絶えず襲ってきます。だからこそ、しっかりと神の言葉を聞き、心に刻むところに誘惑から守る力があります。
 それは結局、何を基準にするのかが問われていると言ってよいでしょう。わたしの思いを絶対とするのではなく、実はわたしを造られ、愛してくださっている方の思いをいただいていくことによって、生かされていきます。その神の言葉の力を聖書から、そしてこの番組からいただいてもらいたいと願っています。

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