杉山昌樹(新座志木教会牧師)
メッセージ: 安息日を
いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
少し前に、わたしはキリスト者ですと、ある方にお伝えしましたところ、それではたいそうまじめな生活をしておられるのでしょうと言われてドキッとしたことがありました。
世間一般では教会に行く人はまじめな人と思ってくださっているようですが、同時に自分にはとてもまねできない堅い人たちの集まりだとも思っておられるようです。そのような見方の大きな理由の一つに、毎週礼拝に参加するということがあるようです。毎週欠かさず教会に通い詰めるなんてとてもできない、と多くの方は思っておられるようですが果たしてそうでしょうか。
わたしたち日本人は、実はかなり信仰熱心な民族だと思います。毎年、正月になりますと、何千万人という方が、神社に出向いてお参りをします。時には何時間もかけて、高い交通費を払って遠い神社に向かいます。そこで何をするのかといいますと、何かをもらうのではなく、かえってお金をささげているのです。教会に通う人にも勝るとも劣らない熱心さをごく普通の方も持っていると言ってよいでしょう。ただ、それが生活のリズムになっているかどうか、体になじんでいるかどうかということの差でしかないのではないでしょうか。週一回礼拝する。これは決して悪いリズムではありません。そして礼拝とは、行かなければならない決りではなく、うきうきと喜んで出かけるものです。
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