あさのことば

信仰・希望・愛 5.愛

放送日
2013年6月7日(金)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 信仰・希望・愛 5.愛

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。今日のテーマは「信仰者の徳」の頂点「信仰・希望・愛」の中の愛です。

 「信仰者の徳」とは、人間の生来の資質から育まれる人としての素晴らしさではなく、聖霊によって神から与えられる「信仰者の信仰者らしさ」です。その中でも信仰と希望と愛は、罪の根である自己信頼と真っ向から対立して、自分の外に自分の拠り所を置きますから、特に重視されます。
 キリストの十字架と復活という過去の出来事に自分の拠り所を置く「信仰」も、キリストの再臨という未来の出来事に拠り所を置く「希望」も、キリストにやがてまみえる時完成します。その意味では動きに終わりがあります。では「愛」はどのようなものでしょうか。 

 愛は、自分が一方的に相手(キリスト)を信仰し希望を置くのとは違い、相互的なものです。自分がキリストを愛し、キリストがわたしを愛することが愛です。そうすると、愛には終わりがない、完成・完了することがないということになります。キリストがわたしを愛してくださることがわかればわかるほど、わたしも一層キリストを愛するでしょう。信仰者同士もそうです。互いの愛は際限なく深まり続けるでしょう。キリスト再臨後も、愛は全く清められますが、互いに愛し合うという動きを止めません。いつまでも完了しません。新天新地は静寂ではなく、愛の動きに満ちています。

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