リジョイス聖書日課

創世記41章 主が忘れさせ、主が与える

聖書日課
2013年3月19日(火)

創世記41章 主が忘れさせ、主が与える

ヨセフは長男をマナセ(忘れさせる)と名付けて言った。
「神が、わたしの苦労と父の家のことをすべて忘れさせてくださった。」
また、次男をエフライム(増やす)と名付けて言った。
「神は、悩みの地で、わたしに子孫を増やしてくださった。」(創世記41:51-52)

 ヨセフの人生に転機が訪れます。彼は牢に捕われた囚人の立場から一転して、王に次ぐ地位にまでのぼりつめます。全ては神の導きであり、ヨセフも神から与えられた賜物を十分に用いて導きに応えた結果でした。

 しかし自由になって、どのような地位にのぼろうとも、彼の心に横たわる「痛み」がありました。それは「父の家」すなわち彼の家族についての辛い思いでした。地位も名誉も、彼が失った家族関係の代わりとなることはなかったのです。

 人が心に大きな「痛み」を負ったとき、それは簡単に癒やすことができるものではありません。ヨセフは、彼の「悩みの地」で新しい家族を与えられて初めてその苦しみを忘れることができました。彼にとって家族は、共に歩んでくれる者であり、また、神から与えられた祝福の証拠であったのです。

 共にいてくれる人がいること、神の顧みを確かめることができること、これらの事が私たちを「痛み」から解放してくれるのです。

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