リジョイス聖書日課

申命記2章 主は我々に与えられた

聖書日課
2011年10月18日(火)

申命記2章 主は我々に与えられた

川沿いの町、すなわちアルノン河畔のアロエルからギレアドに至るまで、我々の手に陥らなかった町は一つもなかった。そのすべてを我々の神、主は我々に与えられた。ただし我々の神、主が禁じられたアンモンの人々の領地、すなわちヤボク川沿いの全域と山地の町々に、あなたは近づかなかった。(申命記2:36-37)

 エジプトを脱出したイスラエルの民は、神に不従順だった世代が終わり、新しい世代になりました(14節)。いよいよ約束の地に向かいます。まずは、ヨルダン川の東側に上って行きます。その際、神はモアブ人やアンモン人と戦わないようにと命じます。その地はイスラエルには与えられていないからです。しかし、ヘシュボンの王シホンとは戦って、その地を占領するように言います。一つ一つの命令に、今度はイスラエルの民は従順に従います。それゆえに、すべて順調にすすんでいきます。

 特にシホンとの戦いでは、シホンの国を滅ぼし尽くします。「滅ぼし尽くす」という言葉は、「聖絶」と訳されたこともありました。宗教的な意味のある言葉です。ただ、戦争をして領土をとっていくということではなく、神のご計画が実現していくということでしょう。

 土地の獲得は、神の賜物であり、約束の成就です。神は約束を果たされる真実なお方ですが、私たちの信仰と従順によって、それをより確実なものとしてくださいます。

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