あさのことば

天然の美

放送日
2010年9月15日(水)
お話し
立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 天然の美

 お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
 今日は日本のなつかしい歌について考えてみましょう。竹島羽衣という人が1905年に作詞しました、大自然の美しさを称えた「美しき天然」。ご存知の方も多いでしょうね。こんな歌です。

空にさえずる鳥の声 峯より落つる滝の音 大波小波とうとうと
響き絶やせぬ海の音 聞けや人々面白き この天然の音楽を
調べ自在に弾きたもう 神の御手の尊しや

 まぁ、七五調のクラッシックな調べですね。この歌は日本のサーカスなどのBGMで使われますから、ご存じの方が多いでしょう。
 さて聖書にも自然の美しさを歌った歌はたくさんあります。今日は詩編の19編というのをご紹介します。

「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す。昼は昼に語り伝え、夜は夜に知識を送る。話すことも、語ることもなく、声は聞こえなくても、その響きは全地に、その言葉は世界の果てに向かう。」

 この詩は「天然の美」と同じように、世界のすばらしさを歌ったものですが、この詩編の後半にはこういう言葉が加わります。

「主の律法は完全で、魂を生き返らせ、主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。」

 つまり、神様の作品の大自然を見てすばらしいと感動しているだけではだめなのです。その神様とはどういう方なのか、神様は私たちに何を要求しておられるのか。「主の定め」、つまり神様が人間に要求しておられる「定め」について目が開かれて、それを知る知識に至らねば、大自然の美しさを本当に喜ぶことはできないと言っているのです。

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