あさのことば

落胆しない力

放送日
2010年3月12日(金)
お話し
今井 献(東京教会牧師)

今井 献(東京教会牧師)

メッセージ: 落胆しない力

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
 新約聖書コリントの信徒への手紙二の4章16節以下で、伝道者パウロが次のように書いています。「だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの『外なる人』は衰えていくとしても、わたしたちの『内なる人』は日々新たにされていきます。わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。」

 人の生涯には落胆したくなることがたくさんあります。一番つらいことは、生きていても仕方がないではないかと思えるようなことがあったときではないでしょうか。病気になる、配偶者の死、離婚、暴力、裏切り、失業、倒産などなど。人生にはいろいろなことが起こります。
 それでも落胆しないとパウロが書く信仰とは何でしょうか。パウロは、人は弱い者であることをよく理解しています。その弱い自分を、「外なる人」と書いています。しかし、キリストによって救われたもう一人の自分「内なる人」がいるのです。この「内なる人」には落胆しない力があります。その力について、続けてこう書いています。「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです」。

 見えないものに目を注ぐとは、神とその救いに目を向け、期待し、待ち望むということです。待ち望むとは、将来に期待するということであり、希望があるということです。人は希望がある限り、絶望しません。神には御計画があり、救いの約束は必ず実現します。聖書の教える神にまことの希望をおく者となってください。

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