あさのことば

目が開かれるよう

放送日
2009年9月1日(火)
お話し
三川栄二(稲毛海岸教会)

三川栄二(稲毛海岸教会)

メッセージ: 目が開かれるよう

 いかがお過ごしですか。三川栄二です。
 あるときとてもきれいな虹を見ました。山の端に大きな虹が2時間ほどもかかっていました。ちょうどその日、おいでになった方にその話をしたら、自分は虹は見なかったと言われました。そんなはずはない、とても大きな虹だったし、2時間もかかっていたので、虹を見たはずだと言いましたら、その方が、自分は仕事のことで頭が一杯だったと言われたのです。おそらくその方も、虹が目には入っていたのですが、他のことに気を取られて、気づかなかったようでした。

 わたしたちも同じことがあります。目の中には入っている、けれどもそれに気がつかないのです。それは別のことに思いが向けられているからです。
 神さまの恵みも同じではないでしょうか。恵みはあるのです。目の前に与えられてもいるのです。けれども、そこで自分が抱えている問題や苦しみに心が捕らえられていて気づかないのです。
 あるいはこういう答えが欲しいと、先に自分で答えを決めてしまい、すでに神さまがくださっている答えを見ようとしない、受け入れようとしない、そういうこともあります。

 聖書には、「心の目を開いてくださるように」(エフェソ1章18節)という祈りがあります。

 それによって神さまを深く知り、自分に与えられている恵みを、より良く知ることができるようになる、そのためです。すでに神さまが与えてくださっている恵みをよく見極め、それを喜んで受け入れる、開かれた心の目を与えられたいと思います。

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