あさのことば

わたしは言っておく

放送日
2009年1月14日(水)
お話し
今井 献(東京教会牧師)

今井 献(東京教会牧師)

メッセージ: わたしは言っておく

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
 イエス様の教えは、何時でも、聞く人々を驚かせました。「しかし、わたしは言っておく」とおっしゃって、人々が当たり前と考えていた常識をひっくり返されたからです。

 マタイ福音書5章21節ではこうおっしゃいました。「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。」
 兄弟に向かって腹を立てる者は人を殺した者と同じく裁きを受ける、とご自分の権威で宣言したのです。人を殺すことと腹を立てることとは全然違うではないかと言いたくなりせんか。
 あるいは、でも、大丈夫。激しく憤っても、顔で笑っていれば分からないのだから、と思う人はいませんか。

 イエス様は、本当の裁きは人がするのではなく、神ご自身がなさることである、ということに気づかせたいのです。人には分からなくても、神はご存じである。怒りは殺人の根であるから、怒る心そのものをお裁きになる。気をつけなさい。心を治める者になりなさいということなのです。
 人の常識では人を殺すことと人に腹を立てることとは全然違います。しかし、人の常識だけでは、なぜ争いが絶えないのか、なぜ子供が親を殺すこと、親が子供を殺すという痛ましい出来事が無くならないのか、その本当のところが分からないのではありませんか。イエス様の教えにどうか耳を傾けてください。

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