あさのことば

鳥のように弱くても

放送日
2008年9月2日(火)
お話し
山下正雄(ラジオ牧師)

山下正雄(ラジオ牧師)

メッセージ: 鳥のように弱くても

 お元気ですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
 今週は鳥にまつわる聖書のお話をしています。
 山道を歩いていると、バタバタバタッと鳥が飛び立ってびっくりすることがあります。人間よりもびっくりしているのはむしろ鳥達の方でしょう。鳥は物音や気配を敏感に感じて、あっと言う間に飛んで逃げていってしまいます。

 旧約聖書詩編の中に「鳥のように山へ逃れよ」(詩編11:1)という言葉があります。誰がそう言ったのかはわかりませんが、心の真っ直ぐな人を狙って今にも矢が飛んできそうなときに、「鳥のように山へ逃れよ」と呼びかける声があったのです。
 鳥は弱く無防備で、立ち向かうことなどできません。飛んで来る矢には、鳥は逃げるよりほかはないのです。この詩編の作者の置かれている状況は、まさに無力で無防備なのです。
 「世の秩序が覆っているのに 主に従う人に何ができようか」と、先ほどの声は続きます。「大変な事態が起こっているので、早く逃げなさい」と親切にも聞こえた声は、一転して「神なんか信じていたってどうしようもない」という誘惑の声に変わるのです。
 しかし、この詩編の作者はこのか弱い者をも神は守ってくださると信じてやまないのです。

 きょうのみ言葉・・・「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。」マタイによる福音書10章29節

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