エレミヤ書 49章
しかし、終わりの日に
わたしはエラムの繁栄を回復すると
主は言われる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エレミヤ書 49章39節
終わりの日の栄光に向けて生きる
宮﨑 契一(那覇伝道所)
しかし、終わりの日に
わたしはエラムの繁栄を回復すると
主は言われる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エレミヤ書 49章39節
宮﨑 契一(那覇伝道所)
2024年12月の聖書日課をまとめて表示します。
「エレミヤ書」の聖書日課をまとめて表示します。
宮﨑 契一が担当した聖書日課をまとめて表示します。
きょうの箇所には、アンモン、エドム、ダマスコ、ケダルとハツォル、エラム等、諸国・諸民族への主の裁きが語られています。
その裁きの背後にあるのは、ご自分に背く者に対する主の怒りです(37節)。主の怒りの杯を飲ませ、それゆえにその国は確実に罰せられ、廃墟となり、恐怖とののしりの的になる、と言われます(12、13節)。これらの諸国・諸民族はやがて他国から攻め込まれ、その結果、そこにいる人びとが散らされ(5節)、親族や隣人までもが失われます(10節)。都は力を失い(24節)、彼らの安らかさや穏やかさは跡形もありません(31節)。これらはすべて、人間による主なる神への背きの故です。私たちはこのような箇所を見ると、主の裁きの恐ろしさを覚えます。
しかし、一方でこのような裁きの中で、回復への道も語られているのです(6、39節)。ここで言われる回復とは、単なる地上的繁栄の回復ではありません。終わりの日に、一人一人が神と共にあることの回復です。神と共にあることこそ、私たち一人一人にとっての真の回復と言えるものです。今を生きる私たちもただ救い主キリストを通して、終わりの日に向けて神と共に生きる幸いが許されています。
【祈り】
きょうもキリストを通して、神と共にあることができますように。