きょうの日を心に留めて生きる | レビ記 23章

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レビ記 23章

6日の間仕事をする。7日目は最も厳かな安息日であり、聖なる集会の日である。あなたたちはいかなる仕事もしてはならない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 レビ記 23章3節

きょうの日を心に留めて生きる

23章は、祝祭日に心を留めて、それがどのようなことを記念する日で、どのように過ごすべきなのかをイスラエルの民に教えています。

ここには全部で七つの祝祭日のことが記されています。そのほとんどのところで、「いかなる仕事もしてはならない」ということが共通しています(3、7、21、25、28、35節)。

その言葉どおり、祝祭日は休日ですが、だからといって何もしないということではありません。その祝祭日が制定された理由を知り、それを記念して神に祭儀を行うことが示されています。それこそ、イスラエルの民に与えられた祝祭日なのです。

今の我々にとっては、毎週回ってくる主の日、キリストの復活を祝うイースター、聖霊が降ったことを記念するペンテコステ、イエスの誕生を記念するクリスマスなど、キリスト者としての祝祭日があります。これらの日を覚えて、神がなさってくださった御業を覚えて生きることの大切さが教えられています。

それと共に、神の恵みによって毎日生かされていることを考えると、きょうという日も記念すべき日であり、神の恵みを覚える日であると言えるでしょう。ですから、きょうの日の恵みに心を留めて、神に感謝して一日を過ごしましょう。

【祈り】

きょうという一日を与えてくださった神様の恵みに感謝します。

申 成日(広島教会)