マタイによる福音書 21章
「ダビデの子にホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように。
いと高きところにホサナ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 21章9節
まことの王が来られる
堂所 大嗣(恵那教会)
「ダビデの子にホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように。
いと高きところにホサナ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 21章9節
堂所 大嗣(恵那教会)
2024年9月の聖書日課をまとめて表示します。
「マタイによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
堂所 大嗣が担当した聖書日課をまとめて表示します。
いよいよエルサレムへ到着した主イエスは、ろばの子に乗って町に入られました。すると人びとは、「ダビデの子にホサナ」と口々に叫びながら、自分が着ている衣服や木の枝を道に敷いて、歓喜をもって主イエスを迎え入れました。さらに、主イエスが神殿にいた目の見えない人や足の不自由な人を癒されると、そこにいた子どもたちまでが「ダビデの子にホサナ」と口々に叫び始めました。
主イエスはこれまで、誰かの病を癒されたときに、このことを誰にも告げてはならないと、たびたび戒められました。しかし主イエスはこのとき、人びとの賛美の声を遮ろうとはされませんでした。罪人の救いを成し遂げるためにこのエルサレムに来られた主イエスは、約束のメシアとして公然と人びとの前に立たれたのです。もはや、このお方が救い主であることを人びとに隠す必要はありません。私たちはむしろ大声で喜びの叫びをあげて、キリストをほめたたえ、まことの王が来られたことを、人びとに告げ知らせるのです。
そして、十字架の死と復活によって罪人の救いを成し遂げられたキリストは、もう一度私たちのもとにやって来られます。今度は、新しいエルサレムにご自分の民を迎え入れるために、ろばの子ではなく、雲に乗って。
【祈り】
愛する主よ、私たちはきょうも、まことの王が再び来られる日を待ち望み、主の御名を賛美します。