神の御前に忠実な者の幸い | ルツ記 2-4章

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ルツ記 2-4章

「どうか、主があなたの行いに豊かに報いてくださるように。イスラエルの神、主がその御翼のもとに逃れて来たあなたを十分に報いてくださるように。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルツ記 2章12節

神の御前に忠実な者の幸い

人を用いて伝道なさる神は、同じく人を通して、神に対して忠実な者に幸いの歩みをお与えくださいます。ルツにとって、それはボアズの存在でした。ユダヤでの新生活、ゼロからとも言える生活は、律法によって許されていた「落ち穂拾い」から始まります。その落ち穂拾いを通してルツはボアズと出会うのです。

私たちも、御言葉に従う生活の中でさまざまな人と出会います。教会では兄弟姉妹に、地域ではご近所さんに、学校や職場では友だちや先生、上司や同僚、また一緒に暮らす家族もそうです。そういう人たちとの生活の中で、神は私たちに幸いをお与えくださろうとしている、「御言葉に忠実な者として生きよ」とおっしゃっておられるのです。

私たちにも、ナオミのような信仰を共にする良き理解者の存在が在り、またボアズのような助け手がそれぞれ与えられているはずです。これらはみな、神があなたの救いのためにご用意くださった御業です。

罪と闇の色濃い世に在って、このような方々が神によって与えられていることに感謝したいと思います。このことに目を留められるあなたは既に神の国とその支配の中にいます。地上にいながら神の救いの恵みと祝福に生きているのです。

【祈り】

(1)あなたの人生を思慮深く導いておられる神への感謝。(2)神がこれまでご用意くださった隣人を覚えて。

大木 信(西鎌倉教会)