主が共にいて栄光を満たされる | 出エジプト記 40章

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出エジプト記 40章

雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 出エジプト記 40章34節

主が共にいて栄光を満たされる

いよいよ幕屋が完成します。主がモーセに幕屋建設の指示を出されたのは25章ですから、出エジプト記後半の多くが幕屋に関することに費やされていたことになります。主がイスラエルの中に住んでくださるための幕屋がそれだけ重要なのです。幕屋完成の日として指定された第1の月は、かつてエジプトで過越の御業が行われた月です(12章)。主がイスラエルを守り救い出されたことが思い起こされたことでしょう。

幕屋は「主がモーセに命じられたとおり」に完成されたことが丁寧にくり返し確認されています(9、21、23、25、27、29、32節)。主がモーセに命じられたとおりに幕屋を完成したとき、主は幕屋を雲で覆い、ご自身の栄光で幕屋を満たしました。モーセでさえも幕屋に入ることができないほどの栄光です。イスラエルが荒れ野を旅する間、主は幕屋の上の雲によって常にイスラエルを導き、イスラエルと共にあることを示してくださいました。

主はご自身が救い出された者たちと共にいてくださろうとしています。キリストによる救いを得た私たちも、主が命じられたとおりに礼拝し、生活することで、主が共にいてくださる旅路、主の栄光が現わされる人生を豊かに味わって参りましょう。

【祈り】

主よ、あなたの命じられたとおりに歩みたいと願います。私たちと共にいて栄光を現してください。

大西 良嗣(宝塚教会)